2009年11月30日

白髪の黄ばみって

白髪は真っ白だと思っていたけど、黄ばんだりしているのはなぜかしらん・・・
「 栄養に偏りがあったりすると、黄ばむらしいですよ!! 」
「 へぇ〜〜 」
美容院で聞いてみたら、
「 栄養ですかぁ〜、黄ばみを消すには少し紫色に染めると白く見えるんですよ! 」
「 へぇ〜〜 」
やっぱり気になって・・・ちょっと調べてみたらありましたぁ〜

髪の毛の色は頭皮の毛母細胞にある色素細胞(メラノサイト)でつくられたメラニン色素が、毛の中に送り込まれ髪に色がつくのですが、白髪は老化などの理由で、髪の毛の中のメラニン色素がなくなった状態なのです。ですから実際は白色ではなく、ほとんど無色透明で光を吸収しないので、光が乱反射して白く見えるのです。

白髪になる原因はというと、諸説紛々・・・

*遺伝 
*加齢・・・日本人は平均で35歳前後から白髪の発生が始まり、だいたい前・側頭部、頭頂部、後頭部の順に進行していき、55歳前後で頭髪の50%が白髪になると言われているそうですよ。
*生活習慣
*ストレス 
*疾病・・・白髪をともなう疾患で、慢性胃腸疾患、マラリア、貧血症、甲状腺疾患、脳下垂体機能低下症、尋常性白斑、円形脱毛症などの病気があったりすると、急激に白髪が増えたり、かたまって白髪が発生することがあります。(これらの場合は病気が治れば黒髪が復活することもあります。)
漢方では「髪は血の余り」と言われていますが、血が余れば(養分が豊富ならば)髪は黒く健康になり、不足すると、白髪や抜け毛を引き起こすとされています。

では、白髪の予防には・・・
 
*生活習慣の改善
*白髪を予防する食品・・・白髪を予防・防止するには、髪の毛にたくさん有用な栄養素を送り、メラノサイトを元気にしてやらなければなりません。そのためには、たんぱく質や鉄分、カルシウムなどのミネラルやビタミン類(特にビタミンA)をバランスよく取る必要があります。またチロシンをメラニン色素に変えるのに絶対不可欠な酵素(チロシナーゼ)が銅を含んでいるので、銅がなければ、このチロシナーゼは正常に働いてくれません。最近では、白髪の原因は銅が不足することが一因として考えられています。
 たんぱく質・・・魚介・肉・牛乳・豆類など         
 ビタミンA・・・ 緑黄色野菜、レバー、うなぎなど   
 カルシウム・・・ひじき、小魚、チーズなど 
 銅    ・・・ 穀類、芋類、豆類、干しぶどう、プルーンなど
 その他のミネラルが豊富な食材・・・海藻類、ごま、アーモンドなど

白髪が黄ばんで見えるのはなぜかというと・・・

日本人の髪の毛は黒褐色系のユーメラニンと黄赤色系のフェオメラニンの割合が20:1だといわれています。老化などの理由でユーメラニンの生産が停止しても、フェオメラニンの生産が残っているような場合には薄い金髪になったり、黄ばみが残ったりします。フェオメラニンは酸化分解にも強いので、脱色(ブリーチ)を繰り返してもなかなか真っ白にならず、黄ばみが残るのは、フェオメラニンの色素が分解されずにいつまでも残るからです。
また髪の毛自体が汚れていても白髪が黄ばんで見えます。タバコのニコチンも歯を黄ばませるだけでなく、髪の毛も黄ばませる原因になるのだそうです。

というわけで、はっきりは判りませんが栄養不足に留意して、規則正しい生活を・・・ってことが大切なようで・・・

 あぁ〜、これが一番難しい!! 




fashionkoubou at 22:51│TrackBack(0)clip!洋裁教室 | 美容院

トラックバックURL